テヘランでトルクメニスタンビザの申請に行ったところ、2019年の5月から申請方法が変わっていました。
2019年7月上旬、ネットでトルクメニスタンビザの申請に必要な情報を集め「よっしゃ完璧やろ!」と書類をきちんと用意してトルクメニスタン大使館へ。
トルクメニスタン大使館の受付の人「オンラインアプリケーションの用紙は??」
私「???」
申請に来てたドイツ人カップルの彼氏「2019年の5月から変わったんだよ」
申請に来てたドイツ人カップルの彼女「オンラインアプリケーションは登録してきてないの??」
私「ないです…😨」
トルクメニスタン大使館の受付の人「ちゃんと用意してまた明日おいで〜😀」
こんな具合に知らずにいくと二度手間になるので(なったので)、ぜひこの記事を読んで準備していってください。
目次
トルクメニスタン トランジットビザの申請方法
トルクメニスタンは「観光ビザ」か「トランジットビザ」を取得していくことになりますが、「観光ビザ」の場合ツアー等に参加してその日程通りに動く必要があります。
自由に行動したい場合はトルクメニスタンの周辺国ウズベキスタンのタシケント、キルギスのビシュケクやイランのテヘランの現地でトランジットビザを取得するパターンが多いのかなと思います。
必要書類・用意していくもの
- 証明写真(4×3cm)1枚
- パスポート本体
- パスポートのカラーコピー
- 申請費用 $55
- ボールペン
- 大使館への理由書(レター) 1枚
- オンラインアプリケーション申請のpdfを「カラー印刷」したもの 1枚
- 出国する国のビザ(カラーコピー)
顔写真は前は2枚だったがオンラインアプリケーションの分、1枚減ったので1枚でOK。
オンラインアプリケーション用に証明写真のデータが必要なので、用意しておきましょう。
必要と書いてたので持っていったが、いらないということでした。担当によって変わるので用意した方がいいでしょう。
オンラインアプリケーションのサイトには20ドルと書いていますが、合計55ドル必要です。
・申請時に10ドル
・受け取り時に45ドル
お釣りはあれば出してくれるけど、ないこともあるのでぴったり$10、$45を用意しておくのがいいと思います。
トルクメニスタン大使館で「Personal Information」というA4の紙に記入するときに使います。
ウズベキスタンに抜ける場合は、日本人は不要。
オンラインアプリケーションの書き方
- 下記の申請サイトにアクセスします。
- 「FOR FOREIGN CIRIZENS」へ
- 「Visa registration and extension」へ
- VISA申請用のpdfをダウンロード
- オンラインアプリケーションに記入
- 25, 「TR1-Transit」を選択
- 26, 「1x – One Entrance」を選択(出入りが2回以上になる場合は2回以上を選択)
- 27, 最大の「5」日間を入力
- 28,29, 開始日とそこから5日後の出国日を入力
- 31, 国境を選択
- 43,44 国境を選択
- 45, 出国する国を選択
- 最下段左:Application date(提出日)を記入(印刷後)
- 最下段右:サインを記入(印刷後)
- 【忘れずに】サイン欄下の「GenerateQR」ボタンを押して、QRコードを表示させる。
- オンラインアプリケーションをカラー印刷


この画面の下の方へ。
「DOWNLOAD VISA APPLICATION (PDF)」をクリックして申請用pdfをダウンロードする。
【注意!】このPDFはAdobe Readerで開けないと動作しないので必ずAdobeのリーダーで開けましょう。
Adobe Readerダウンロード
*Macの標準リーダーのプレビューで開けると「Please wait…」とメッセージが出て動作しません。
「*」のついている必須項目を埋めていきます。
(©2010熊本県くまモン)
画像のように埋めていってください。
右上の顔写真のアップロードを忘れずに。

HOWDAN-DASHOGUZ のように、「(入る国境)- (出る国境)」を記入。
「AWTO」「D-YOL」が謎だけど、入る方に「AWTO」を、出る方に「D-YOL」をつけてるぽい。
オンラインアプリケーションを必ずカラーで印刷する必要があるのでできれば日本で印刷しておくのがオススメ。
泊まってたフェルドゥーシ周辺にカラーコピー屋さんがあります。
モノクロのコピー機しかないコピー屋さんが多く、探すのも結構時間がかかります。
優しいお姉さんが印刷してあげるわよってすごく立派なオフィスに招待してくれたんですが、モノクロのコピー機しかなかったのでカラーコピー機は本当にあまりないみたいです。
国境の選択について

テヘランのトルクメニスタン大使館の掲示板に上のような記載があったのですが、ここに記載のない「DASHOGUZ」も選べました。
ほとんどの場合、イラン側の国境は「Howdan(Bājgirān)」になると思います。
ウズベキスタンへの出国国境が下記のような感じでしょうか。
Farap(ブハラへ)
Dashoguz(ヒバへ)
Konye-Urgench(ヌクスへ)
カザフスタンやアゼルバイジャンに抜ける場合はまた出国国境が変わってきますので、実際のルートに沿った国境を選んでください。
理由書(レター)を書く
大使館の見本を自分のルートに沿って変えるだけでOKです。
日本のブログには「ガスクレーター見に行くとか書いたら観光をすることがバレるのでダメ」と書かれていることが多いですが、私はガスクレーターにいくと書いてトランジットビザが普通に発給されたので、別に問題ないようです。
理由書を作成するのがめんどくさい人向けにコーヒー1杯分でテンプレを配布しています。
理由書(レター)テンプレート
テヘランのトルクメニスタン大使館の場所・行き方
市街地よりかなり北側にあるので、Snapp(イラン版Uber)で行くのがオススメです。
最寄り駅のゲイタリーイェ駅からはまだ少し遠いのでそこからタクシーかスナップに乗る必要があります。
トルクメニスタン大使館は上のように金曜日と土曜日を除く午前中が空いていることになっていますが、無断で木曜日が休みだったりするので日程には余裕を持っておくのがオススメです。
*7月10日の水曜日に行ったら空いてましたが、その前日の火曜日はいきなり休みになっていたそうです。
【トルクメニスタン大使館 営業時間】
月〜木曜 9:00 – 12:00
日曜 9:30 – 12:00
(金曜・土曜、祝祭日休み)
「Personal Information」を書く(トルクメニスタン大使館)
現地でA4の紙に記入します。
英語が苦手な人はあらかじめ何を書くかメモしていきましょう。
トルクメニスタンビザを申請!!
書類と$10を渡して申請が終わると、小さい控えの紙をくれます。
ビザ発給まで7〜10日程度(祝祭日が絡むともっと伸びることも)あるので、エスファハーンやシーラーズなどのイラン国内回ってから受け取ることになります。
受け取りはテヘランの大使館・マシュハドのトルクメニスタン領事館で可能。
パスポートはその場で返してもらえるので、心配しなくても大丈夫です(^^)
実際の入国
ビザは5日間までですが、必ず申請した開始日に入らなければいけないと言う事はないそうです。
私は夜行バスのチケットが取れず申請した入国日に間に合わないと思い、テヘラン→マシュハドで飛行機を急遽とりましたが、申請期間の5日間の間だったらいつ入国してもいいそうです。
今からトルクメニスタンビザはもっと緩和されるかも
中央アジアの国々の観光ビザ緩和を受けて、トルクメニスタンも観光ビザがとりやすくなるようです。
地獄の門だけでなくヤンギカラキャニオンなども回ろうと思うと、意外と時間がかかるので期待して待ちましょう😄
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